兵庫県立芸術文化センターにて

何年ぶりでしょう…芸文中ホールで観劇…ご贔屓森山未來くんお目当てでした。

『挫波』 東京五輪招致のため、2012年新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家ザハ・ハディド。その圧倒的なデザインで脚光を浴びながら、のちにその採用を白紙撤回され、それからほどなく没した彼女をシテとして描く。

『敦賀』 夢のエネルギー計画の期待を担い、1985年の着工以来1兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、1度も正式稼働することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅ。もんじゅを臨む敦賀の浜を訪れた旅行者が出会うのは…

と、チラシにありました。劇作家・演出家の岡田利規氏が、現存する世界最古の舞台芸術「能」に触発されて描く新作舞台。

「夢幻能」の構造を借りて、シテ=主役に語らせる。言葉と所作が繰り返される…音楽とセッションする…独特の岡田ワールド

なかなか重いテーマを突き付けられました。が、物凄く集中した 2時間でいろいろ感じ、想ったことは尊い。。そして単純に、楽しかった。。未來くんはそこに立っているだけで語っていました。

昼公演はいいですね。終わって、新しく出来ていた珈琲屋…テイクアウト専門…で美味しいコーヒー買って新緑のもとでクールダウンして帰途につきました。リフレッシュした休日でした。