クリスチャン・ツィメルマン ピアノリサイタルを聴いて参りました。
1956年ポーランド生まれ・第9回ショパン国際ピアノコンクール第1位(18歳)お若い頃は鍵盤の貴公子・ショパンの再来・1曲レパートリーにするまで10年かける‥など近寄りがたいイメージでしたが 今回、やっと生で聴くことが出来ました。
このストイックな選曲♫
オール・シューベルト!!のAプロ。ソナタNo.21の1楽章には涙が出そうでした…前から7列目、右寄りの席でお顔とペダリングがよく見え、息遣い・唸り声まで聞こえ…でも素晴らしいあのペダルはマネの出来るレベルではなくて まさに神業?巨匠でございます。
Bプロ求めて追っかけしたいところです!2人の大作曲家の最晩年の曲2曲だけのリサイタル。それで超満員です。心の奥深くを揺さぶられます。
芸文でも2000人の聴衆が割れんばかりの大拍手で感動を共有致しました。アンコールおねだりの拍手ではありません。素晴らしい音楽を聴かせて頂けた喜びと感謝、この場に居られたことの嬉しさで一杯の拍手でした。