我が家の目の前には 美しい水田が...
『実るほど 頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』
『実るほど 頭(あたま)の下がる稲穂かな』詠み人知らずの 昔からある俳句を想いました。「謙虚に学び続ける」その姿勢が人としての素晴らしさ美しさを醸し出す...
ちょっとネットで調べると素敵なお言葉が出てきました。
『一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。そうした いわば紙一枚の差が大きな成果の違いを生む』 by松下幸之助
『未熟ということは大切なんだよ。僕だって未熟。天狗になったら おしまいだよ』 by池波正太郎
たまたま、ここのところ「これで十分」という場面に(大人も子供も)出くわし、悲しく寂しい想いでいました。学び続ける楽しさや幸せとは??
反対に、先日 師匠のプレ・リサイタルを聴きました。ちょっとドキドキ・ハラハラしました。師匠ほどの弾ける、素晴らしい大成された音楽性の持ち主が、尚も苦悩し何かを求めておられる姿に心打たれます。それが音を通して聴き手に伝わるからです。
音楽・美術・舞台…芸術の分野は点数では表せません。人の五感に訴え、人それぞれの好み・良識に判断され評価されます。点数上げるためでなく、自分らしい表現ができるよう、個性的で素敵だ!ってところ 目指しませんか。